[Alexandros]「Baby’s Alright 」の歌詞の意味は?ドラマに沿った内容に注目!

MUSIC

4人組ロックバンド[Alexandros]が新曲「Baby’s Alright 」のMVを7月13日に公開しました。すでにデジタルリリースもされており、7月13日発売のNewアルバム「But wait. Cats?」にも収録されています。

[Champaign]時代の曲を思い出させるようなロックチューン「Baby’s Alright 」の歌詞の意味を考察していきます。英語詞の部分も私なりに和訳してみました♪ぜひ最後までお読みください(^^)

ドラマ「六本木クラス」の主題歌に抜擢!

[Alexandros]のBaby’s Alrightは2022年7月から木曜21時〜の枠でテレビ朝日系列で放送されているドラマ「六本木クラス」の主題歌となっています。

実際にこちらの曲の歌詞を見てみても、ドラマとマッチした内容になっており、洋平さんは六本木クラスというドラマの脚本をきちんと理解した上で、この曲を作ったことがわかります。ドラマ「六本木クラス」の見逃し配信はTVerもしくはTELASAから見れますので要チェックです!

2006年9月、高校3年生の宮部新は父・宮部信二の本社栄転で引越し、転校先で長屋グループの御曹司・長屋龍河がクラスメイトをいじめることが我慢できず、彼を殴り飛ばし退学処分を言い渡される。龍河の父・長屋茂から土下座を条件に退学処分を取り消すよう持ち掛けられるも、新は信念を貫き、土下座を拒否し退学を受け入れる。父・信二も息子の姿に誇らしさを感じ、会社を退職する。

新はその後、交通事故で父を失う。その交通事故の加害者が龍河であることを知った新は龍河を見つけ出し、逃げたことを責め立て暴力を振るい、留置所へ送られる。再び長屋茂から土下座を条件に示談で手を打とうと持ち掛けられるが、それを拒絶し殺人未遂の罪で少年刑務所行きとなる。

2009年秋に出所後、長屋ホールディングスを倒し長屋茂へ復讐すると心に決めた新は7年後の2017年に六本木で「二代目みやべ」という小さな居酒屋を開き、仲間たちと共に下剋上を目指す。

凝った演出!MVのメンバーの配置の意味は?

歌詞の考察の前にもう1つ皆さんに見てほしいものがあります。それが”Baby’s Alright”のMVです。こちらはYouTubeで7月13日から公開されていますので、ぜひ見てみてください。

今回のMVは1台の固定カメラのみで撮影されているようですが、メンバーがさまざまな場所でさまざまなタイミングで出現し、編集には相当こだわりがあるのが伝わってきます。

こちらは”Baby’s Alright”のMVの最後に出てくる画像ですが、どうやらメンバーが出てくる場所というのはコードによって決まっていたようですね!確かにメンバーが出てきたり消えたりするタイミングが、楽曲のリズムに合っていました♪

中心で洋平さんが歌を歌い、その周りでメンバーが音を刻む。コードの変化の多さ、音の多さを目で見ることができて、バンドの凄さを感じることができるMVですよね!時々、ベースを持たないコーラスのみのヒロさんが出てくるのも注目です!

眠らない街・六本木で主人公はどう生きていく?

それでは早速歌詞を見ていきましょう!

I’m waking up now that the sun is dead
終わらない夜よ 眠れない夜よ
I need some coffee and I like it black
生ぬるい夢から目覚めるよ

【和訳】
太陽は沈み 私は今目覚める
終わらない夜よ 眠れない夜よ
私の好きなブラックコーヒを飲んで
生ぬるい夢から目覚めるよ

歌い出しのこの部分はおそらく六本木という街について言及しているのではないかと思います。夜も眠らない街、そして夜に目覚める街、それが六本木です。この曲の主人公は、六本木で生きる人間のようですね。

あっという間 世は移ろいで
はぐれた私を突き落としてく
どうなったって息潜めて
かくれた私へ引き摺り込んで
やろうぜ

六本木というのは若者が集う街、もちろん流行と共に移り変わっていきます。そんな中、流行に置いていかれた私は、それでも六本木の街に居座ろうと決意しています。”私”は六本木クラスの”宮部新”と同じく、六本木の街そのものにこだわりがあるようですね。

自分の理想像を手に入れるために最も大事なこととは?

I never wanna say goodbye
いつか抱いていた自分の理想像が壊されていく前に
I’m never gonna give it up
It’s alright (It’s alright)
“You all need to calm down”

【和訳】
決してさよならは言わない
いつか抱いていた自分の理想像が壊されていく前に
決して諦めもしない
大丈夫さ(大丈夫さ)
”落ち着いていこう”

この部分も主人公の六本木に対する思いが謳われているようですね。自分は六本木を絶対に離れない、自分の理想を叶えるために。なんとなくドラマ・六本木クラスの主人公・宮部新のセリフのようにも聞こえてきましたね。

Baby’s alright
真っ逆さまにひっくり返って
転げ落ちたって 逆転の幕が開けてく
泡沫色の悲劇は 私を伝って
喜劇に塗り変わっていく

サビのこの部分は六本木クラスのストーリーそのものですね。1度転げ落ちてもその後に逆転すればいい。悲劇も喜劇に変わっていくという強気な主人公の人柄が読み取れますね。

”泡沫(うたかた)”というのは水面に浮かぶ泡のことで、儚いものの例えとしても使われます。つまりは悲劇なんて一瞬で終わってしまうものという、ポジティブな意味が込められているのですね!

”Baby’s Alright”のBabyは赤ちゃんという意味ではなく、仲間や同志という意味です。つまりこの部分は、仲間に向かって大丈夫さ、と声をかけているようです。

強くなった主人公は辛い場面をどう乗り越える?

Nighty night although the moon is gone
踊れる街よ 眠れぬ街よ
I need some soup with lots of spice and salt
世知辛い時代 面白がって
やろうぜ

【和訳】
月は見えなくなってしまったけれどおやすみ
踊れる街よ 眠れぬ街よ
スパイスと塩の効いたスープがほしい
世知辛い時代 面白がって
やろうぜ

この部分も曲の歌い出しと同様、六本木の街に関する部分ですね。”世知辛い時代 面白がってやろうぜ!という部分からは、自分にとって不利な状況でも、そんな状況こそ楽しんでやるという、さらに一回り大きくなった主人公の姿が想像できます。

I guess it’s time to say goodbye
いつか抱いていた自分の理想像を超えていくために
I’m never gonna give it up
It’s alright (It’s alright)
“You all need to calm down”

【和訳】
ついにさよならの時が来た
いつか抱いていた自分の理想像を超えていくために
決して諦めもしない
大丈夫さ(大丈夫さ)
”落ち着いていこう”

1番のサビでは”絶対にさよならは言わない”と歌っていたにも関わらず2番のサビでは”さよならの時が来た”と。六本木クラスはまだ第2話で、この先のストーリーがわかりませんが、もしかしたら主人公は自分の理想像に辿り着き、六本木を離れるときが来るのかもしれません。

Baby’s alright
真っ逆さまにひっくり返って
傷だらけになって 手探りでも足掻けば
たった一つのこの音色は 動脈を辿って
赤い血を巡らしていく

最後のサビ部分、人生傷だらけになってもどうにかこうにか頑張れば、人を生かすことにつながるという歌詞です。”たった一つのこの音色”は実際のこの曲のことを指しているのかもしれません。この曲も誰かの命を救うようになったらいいなという願いが込められているようにも解釈できます。

Baby’s alright
大ドンデン返し 音鳴る方へ
私に行く末訪れよ

Baby’s alright
最後の最後 音鳴る方へ
私の行く末へと

人生は何が起こるかわかりません。下克上のような大ドンデン返しが起こることもありますが、誰かの命を救うような曲を見つけ、それについていくそんな人生がいいと。自分もそれに向かって進んでいきたいという思いが込められているように感じました。

「Baby’s Alright」は宮部新のような強い志を持つ曲だった!

今回は[Alexandros]の「Baby’s Alright」の歌詞について考察してきました。英語詞の部分の和訳は、直訳ではなく私の捉え方で意訳したので、もしかしたら他の訳し方、捉え方もあるかもしれません♪最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

コメント

タイトルとURLをコピーしました