2022年7月6日にONE PIECE FILM REDの
3つ目の主題歌「逆光」がリリースされました。
今回の曲は映画のどのようなシーンで歌われ
ウタのどんな気持ちが表現された楽曲なのでしょうか。
そこで今回は「逆光」の歌詞の意味を考察していきます。
ぜひ最後までお読みください(^^)


ONE PIECE FILM RED主題歌第3弾がリリース!
ONE PIECE FILM REDの主題歌第3弾となる
「逆光」が7月6日にリリースされました。
こちらの曲は楽曲制作から映像編集まで
全て1人でこなしてしまうVaundyさんが
作詞作曲を担当したもので
ウタの感情に沿うような楽曲内の強弱の変化が
聴いていてとても楽しい1曲になっていますね♪
【Vaundyさんコメント】
脚本を読んで、すぐに頭の中に映像とイメージが浮かび上がってきました。このシーンで流れたら絶対カッコいいな、と考えながら、ウタの気持ちになって制作しました。「逆光」はウタの感情が爆発するシーンで流れる曲で、心情を描写するような疾走感や力強さ、テンポ感がある楽曲です。ロック調で毒々しさがありつつ悲しさもあり、ウタの本心を表現する爆発力が必要だからこそ、Adoさんの”刃”のような力強い歌声を100%出せる楽曲だと思っています。先輩たちを倒そうという気持ちで作品と音楽に本気で向き合い、良い楽曲ができたと思います。とにかく完成した作品を観るのが楽しみです。僕も皆さんと一緒に楽しめたらいいなと思っています。
引用:映画公式Twitterより
ウタは誰のために恨みを置いてきた?
それでは早速歌詞を見ていきましょう!
散々な思い出は悲しみを穿つほど
Ado(ウタfrom ONE PIECE FILM RED) / 逆光
やるせない恨みはアイツのために
置いてきたのさ
歌い出しはウタの「アイツ」に対する
思いから始まっています。
「穿つ」とは「貫く・突き通す」という意味なので
悲しみを通り越して恨みになってしまった
ということを言っているのでしょう。
「ウタ日記#3」でウタは
海賊嫌いな人たちから人気の曲と言っていることから
このウタの気持ちは海賊に対するものを歌っています。
そしておそらく「アイツ」というのは
ウタに悲しい思い出を与えた人物、
ウタを置き去りにして海に出た
シャンクスのことを指していると思われます。
あんたらわかっちゃいないだろ
本当に傷む孤独を今だけ箍外してきて
Ado(ウタfrom ONE PIECE FILM RED) / 逆光
やはりこの曲は昔親と離れ離れになり
孤独に苦しんだ時のことを歌っていると
この部分で確信できますね!
「箍を外す」とは「はめを外す」という意味ですので
もうどうなってもいいからこの怒りを爆発させたい、
というウタの気持ちが読み取れます。
もう子供ではない強くなったウタだからこそ歌える歌詞とは?
怒りよ今 悪党をぶっ飛ばして
そりゃあ愛ある罰だ
もう眠くはないや ないやないや
もう悲しくないさ ないさ
そう 怒りを今 悪党蹴り飛ばして
そりゃあ愛への罰だ
もう眠くはないな ないなないな
もう寂しくないさ ないさ逆光よ
Ado(ウタfrom ONE PIECE FILM RED) / 逆光
ウタは怒りで海賊を倒そうとしています。
もしかしたらウタは悪魔の実の能力者ですから
本当にこの歌を歌うことによって
なんかしらの能力が発動し
海賊を倒せるほど強くなるのかもしれませんね。
そしてこの歌詞で歌われている
「悪党」の中にはシャンクスも含まれているのではないかと。
その理由が「愛ある罰だ」という歌詞です。
海賊を倒すというのも愛のある罰だといいます。
自分を孤独にしたシャンクスに愛を込めて
怒りをぶつけようとしているのですね。
「眠くはないや」「悲しくないさ」の部分は
もうシャンクスが知っているような
子供ではないということを言っているのかもしれません。
悲しみに明け暮れ、寂しさに震えるウタは
もうここにはいません。
ウタは大人になり強くなったのです。
「逆光」というのは自分を強く照らし続ける
シャンクスのことを言っているのかもしれません。
ウタはいつも「シャンクスの娘」という
レッテルを貼られ光に照らされる影のように
生きてきたのでしょう。
映画との繋がりを表す「赤」が指すものとは?
惨憺たる結末は美しさを纏うほど
Ado(ウタfrom ONE PIECE FILM RED) / 逆光
限りなく、体温に近い
「赤」に彩られていた
散漫な視界でも美しさがわかるほど
焼き付ける光を背に向ける
「赤」に気を取られている
1つ目の「赤」は惨憺たる結末に出てくるものなので
これはおそらく「血」を指しています。
美しさを纏うほど多くの血が流れ
たくさんの人が犠牲になったということですね。
2つ目の「赤」は自分を焼き付ける強い光
これは先ほども出てきたシャンクスの光ではないかと。
戦いの末に散漫になった視界でも
シャンクスの強い光はウタを照らし続けます。
もつれてしまった心は 解っている今でも
Ado(ウタfrom ONE PIECE FILM RED) / 逆光
ほつれてしまった。 言葉が焦っている。
もつれてしまった心というのは
ウタとシャンクスの関係性を指しています。
そしてシャンクスとまた仲直りしたいけど
どうしたらいいのかわからないという
ウタの気持ちが「言葉が焦っている」という
歌詞に表れているのかもしれません。
未練たらたらのシャンクスへの怒りが収まることはないのか?
もう、怒り願った言葉は
Ado(ウタfrom ONE PIECE FILM RED) / 逆光
崩れ、へたってしまったが
今でも未練たらしくしている。
あぁ、何度も放った言葉が
届き、解っているのなら
なんて、夢見が苦しいから
戦いを終えてウタは疲れ切り
怒りの感情もへたってしまいました。
それでもどこかでシャンクスに対する
未練は残っているようです。
自分の言葉がシャンクスに届いていたら、、、
なんて想像してしまいますが
それは夢のまた夢の話のようです。
「逆光」はウタの海賊に対する思いが爆発したような曲だった
今回はAdoさんの「逆光」の
歌詞の意味を考察してきました。
これまでのウタの辛い経験
そしてそこから生まれた怒りが
露わになった楽曲でした。
一体映画の中ではどんなシーンで
この曲を聴けるのでしょうか。
映画公開が楽しみですね♪
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)


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