4人組ロックバンド鉄風東京が
初めてリリースしたe.p.に収録されているのが
この「外灯とアパート」という曲です。
こちらの曲はYouTubeでMVも公開されており
再生回数はなんと67万回!!!
今回は鉄風東京「外灯とアパート」の歌詞の意味を考察していきます♪
ぜひ最後までお読みください(^^)
ブームの最先端を行くTikTokで話題の楽曲!
最近では音楽のトレンドを作っていると言っても過言ではないTikTok。
まだあまり知られていない曲でも
動画投稿のBGMにすることで人気を集めたり
曲にあった動画を投稿することで
若者の間で話題になったりします♪
今回の「外灯とアパート」という曲は
エモい歌詞が人気となり、曲の雰囲気にあったエモい動画が
多くの方に投稿されています。
そこからMVを見る方も多くなり
公式のMVもぐんぐん再生回数を伸ばしています!
主人公の心の中を映すようなアパートの1室が舞台
それでは早速歌詞についてみていきましょう!
暗い部屋 僕一人 外には子供たち
鉄風東京 / 外灯とアパート
うるさい笑い声 鬱陶しい程に
この曲は1番も2番もアパートの1室から始まっています。
僕が住む部屋はおそらく主人公の心の中も映していて
1番の僕の心の中はとても暗く元気がないようです。
外の世界と比較して子供たちがうるさい外の世界とは裏腹に
僕の部屋は暗く、僕一人しかいません。
ボーカルの大黒 崚吾の歌い方からも
明るい曲ではないことは伝わってきますね。笑
暗い部屋 僕一人 外には大人たち
鉄風東京 / 外灯とアパート
うるさい叫び声だけ ドアを叩いてた
2番でも僕の部屋(心の中)は暗いままです。
それとは裏腹に、外の世界は今度はうるさい大人たちがたくさんいます。
うるさい大人たちとはおそらく酔っ払いのことでしょう。
叫び声「だけ」とあることから
一人ぼっちの僕を訪ねてくる人などおらず
うるさい外の世界だけが僕の部屋に干渉してきます。
僕は元気でいるよ 心配はいらない
鉄風東京 / 外灯とアパート
ただ僕は今でも 狭い部屋の中
この部分は僕が誰かに話しかけているようですよね。
一体誰に話しかけているのでしょう?
これに関しては後ほど言及していきます。
今注目して欲しいのは「狭い部屋の中」という部分です。
部屋は僕の心の中を映していると解説しましたが
部屋の中に一人だけにも関わらず狭い部屋となっています。
これは僕の心が狭く、窮屈な状態であることを表しているのでしょう。
主人公の生活の”背景”に流れるシーンとは?
背景 蛍光灯に群がる僕らよ
鉄風東京 / 外灯とアパート
プロパンガスとドライヤーと部屋と
背景 あの頃の僕ら何を求めて
鉄風東京 / 外灯とアパート
探しに行くよ 今君はどこだい 神様 なんていない
サビの部分では背景という言葉が使われています。
多くの楽曲で「拝啓」という言葉が使われることはありますが
この曲は全て「背景」が使われています。
これは現在の僕が頭の中で思い出すような
「過去の記憶」ということを意味しているのでしょう。
ここで初めて「君」という存在が出てきます。
さらに背景では一人称は「僕ら」となっています。
ここで初めてこの曲が恋愛の歌だということがわかりますね。
しかも僕らは蛍光灯に群がっていたとあります。
この蛍光灯というのはタイトルにある「外灯」のことなので
過去の僕は部屋の中ではなく外の世界にいたようです。
プロパンガスとドライヤーが日常感を醸し出し
一緒の部屋に住んでいたのかもしれないですね。
最後に先ほど解説した僕からのメッセージの部分ですが
これは昔一緒に住んでいた彼女に対するものだとわかります。
もう彼女は現在はいないわけですから
この曲は彼女を失い一人になってしまった男性の
失恋ソングだったのです。
鉄風東京「外灯とアパート」は失恋を隠喩した名曲だった!
今回は鉄風東京の「外灯とアパート」の
歌詞の意味を解説してきました。
歌われているシーンを具体的にイメージできるからこそ
恋愛の言葉を使わずとも失恋ソングを歌うことができるんですね。
曲数としてはまだまだ少ない鉄風東京ですが
これからの活動に期待ですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)


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