英語関係の資格の中ではあまり知られていない
日商ビジネス英検。
名前の通りビジネス英語に特化した英語の資格ですが
英検やTOEICと比べて難易度やレベルは違うのでしょうか?
そこで今回は、、、
・日商ビジネス英検の難易度、レベルは?
・ビジネス英語ってなに?試験内容を解説
・実際に受けるには?申し込み方法や受験料をご紹介
これらについてみていきたいと思います!
ぜひ最後までお読みください(^^)
日商ビジネス英検とは?受けるメリットは?

日商ビジネス英検とはズバリ!
ビジネス英語のライティングに重視した試験です。
実際の貿易取引のシーンを想定した問題が多く
報告書・企画書などのビジネス文書の作成や
ビジネスメールの作成が主な出題内容です。
全ての級の合格点は70点で
2級、3級は受験後その場で合否判定が出るため
気軽に受けることができます。
海外との取引がある会社などはビジネス英検を取得していると
英検やTOEICよりも有利になることもありますので
英語を使ったビジネスシーンで活躍したいという方は
ぜひ日商ビジネス英検を受けることをおすすめします!
ちなみに3級は基礎的な内容となっていますので
就活や転職で使えるのは2級からだと思っておいてください♪
日商ビジネス英検の難易度は?英検やTOEICより難しい!?
それでは日商ビジネス英検とは
実際にどのくらいの難易度なんでしょうか?
級ごとにレベル・難易度を解説していきます。
日商ビジネス英検3級のレベル・難易度

日商ビジネス英検3級は就職前に必要な
英語のビジネスコミュニケーションの基礎的なレベルの問題が出題されます。
英検3級より少し難しめ、TOEIC600点程度の難易度となっています。
ビジネス文書や海外との取引の内容が問われますが
あくまでも入門レベルの内容ですので
基礎的な英語力にプラスしてビジネス英語の勉強を少ししておけば
合格は難しくはないでしょう。
日商ビジネス英検2級のレベル・難易度

2級は就職後1〜2年の間に求められる
ビジネスコミュニケーションのスキルを求められます。
英検2級レベル、TOEICであれば600〜700点レベルで
合格するのはそこまで難しくはありません。
契約書や報告書などのビジネス文書の作成に加えて
貿易に関する知識も必要になってきますので
ビジネス英検対策に特化した学習が必要になりそうです。
日商ビジネス英検1級のレベル・難易度

1級は海外との取引経験が豊富な人に求められる
ハイレベルなビジネスコミュニケーションレベルが必要となります。
TOEICでいうと750〜800点レベルですが
英語力だけでなく貿易やマーケティングに関するビジネス知識も
必要になりますので、難易度としてはかなり高めです。
ライティング問題が中心になりますが
ビジネス英検1級対策の問題集などが販売されていないのも
難しさの理由の一つかもしれないですね。
日商ビジネス英検の試験内容は?ビジネス英語って?
日商ビジネス英検の難易度をチェックしたところで
次に詳しい試験内容を解説していきます!
日商ビジネス英検3級の試験内容

3級の試験時間は30分で、各5問の大問が10問の合計50問です。
全体的に選択問題が多く、記述といっても単語レベルのものです。
しかし、英単語に関わる問題に関しては
普段使わないような単語も出てきますので入念に勉強しておきましょう。
貿易や国際取引の流れを日本語で答える問題もありますので
英語以外の勉強も必要そうですね!
日商ビジネス英検2級の試験内容

2級の試験時間は40分で、問題数は3級と同じく50問です。
海外取引に関する専門用語からの出題であったり
英訳問題や穴埋め問題など、文章の長さも3級より少し長くなり
難易度も高くなっています。
実際のビジネスシーンを想定した問題もあり
単なる英語力だけでなく幅広い国際ビジネスの知識が
必要になりそうです。
日商ビジネス英検1級の試験内容

1級の試験時間は90分で、問題数はなんと3問だけです。
1問目はビジネスレターやメールを書く問題です。
問題文にいくつかの条件が提示されておりそれに従わなければいけませんが
条件文も日本語で書かれていることもあれば
英語で分かれていることもありますので注意が必要です。
2問目は金融・経済や時事などの長文読解問題です。
文章を読んで和訳する問題や要約する問題があります。
3問目は貿易やマーケティングにまつわる理解問題で
2部構成となっています。
1つ目は文章を読んでエッセイを書いたり和訳をしたりする問題です。
2つ目は空欄穴埋め問題です。
1級は国際ビジネスに関する知識に加えて実務経験も必要になってきますので
実際に海外取引などの仕事をしている人が
さらなるスキルアップのために受験することが多いです。
いつどこで受けられる?日商ビジネス英検の申し込み方法を解説!
日商ビジネス英検の難易度や試験内容を解説してきましたので
最後に実際に受けるにはどうしたらいいのか?を解説していきます。
試験日程

まずは試験日程に関してですが
1級は年に2回、10月の第1日曜日と2月の第3日曜日と決まっています。
試験会場は日本商工会議所のホームページで
1ヶ月前に発表されるようです。
2級・3級は全国のネット試験会場で受けることができ
受験者が勉強計画を立てやすいように統一試験日を設けています。
現在は毎月第3金曜日に実施されているようです。
統一試験日以外にも会場ごとに設定した試験日もありますので
日本商工会議所のホームページでチェックしてみてください♪
受験料

日商ビジネス英検の受験料は以下の通りです。
日商ビジネス英検1級 | 7,330円 |
日商ビジネス英検2級 | 5,240円 |
日商ビジネス英検3級 | 4,200円 |
決して安くはない受験料ですので、
きちんと勉強をして万全の状態で試験に臨めるといいですね!
申し込み方法

最後に申し込み方法についてです。
申し込みは直接ネット試験会場に問い合わせる必要があります。
日本商工会議所のホームページで
受験する会場を決めたら、会場に直接問い合わせてみましょう。
試験日直前でも受付をしていることが多いので
希望の受験日・受験会場で受けられるといいですね♪
ビジネスシーンで英語を使いたい方におすすめの日商ビジネス英検
今回は日商ビジネス英検のレベルや試験内容などを
解説してきました。
・3級は基礎レベル、1級はかなり難易度高め。
・知名度は低いが2級以上は就活で有利になる。
・ネット試験なので希望の会場、日程で試験を受けられる。
国際的なビジネスシーンで活躍したい方には1番おすすめの資格です!
既に職に就いている方もさらなるスキルアップのために
受験することをおすすめします♪
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)



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