会計関係の資格の入門編でもある簿記3級は
学生・社会人問わず受ける方がたくさんいると思います。
でも簿記3級のテキストってたくさんありすぎて
どれを選んだらいいかよくわからないですよね。。。
そこで今回は
簿記3級のテキストの選び方と
おすすめテキスト3選を種類別に紹介していきます!
ぜひ最後までお読みください(^^)
簿記3級テキストは大きく分けて2種類!
まずテキストと言っても様々な種類のものがありますので
今回は大きく2種類に分けて解説していきます。
簿記初心者は「参考書・教科書」から

まず1つ目はインプットを目的としているものです。
名称でいうと「参考書」や「教科書」というものですね♪
これは簿記3級に関する知識が全くないという方が
そもそも簿記とはなんなのか?どんな問題が出るのか?
実際の問題の内容を理解できるようにするために使います。
見るとわかると思いますが
簿記に関する知識がない方が簿記の問題文を見ても
おそらくちんぷんかんぷんだと思います。笑
問題に出てくる単語の意味や
会計の仕組みを理解するためにも
簿記初心者の方はまずは「参考書・教科書」を
選ぶところから始めましょう!
問題形式に慣れたいという方は「問題集」をチョイス

次に簿記に関する知識がすでにある方です。
知識がすでにある場合は、後は問題を解けるようにするだけです。
簿記は知識があるだけではおそらく問題は解けません。
最初の仕訳問題は解けるかもしれませんが
それより後の問題は複数の知識が必要であったり
どの知識を使うのかを考える必要があったりなど
問題を解く練習をしなければ解けるようにならないのです。
そのため、ある程度知識のインプットができた方は
「問題集」で問題を解くということに慣れましょう。
簿記3級「参考書・教科書」の選び方
2種類のテキストについての説明が済んだところで
早速テキストの選び方を解説していきたいと思います。
まずは「参考書・教科書」の選び方です。
解説はイラスト多めのものがわかりやすい

1つ目のポイントは
解説部分にイラストが多く使われているかどうかです。
これは簿記に限ったことではないですが
文字ばかりの参考書って読んでいて疲れるし
文字だけでは理解しにくい部分ってあると思います。
イラストにも様々な種類のものがありますが
それは人によって好みや理解のしやすさが違うと思いますので
実際に書店などでパラパラめくってみるといいでしょう♪
ネットで購入する際も試し読みができるものが
最近は多いので中身を見て選べるといいですね。
ポイントごとに練習問題があるとさらに◎

参考書はチャプターごとに分けて解説されていると思いますが
そのチャプターごとに練習問題があると
インプットした知識をすぐにアウトプットすることができるので
かなりおすすめです!
知識というのはインプットだけをひたすらやるよりも
アウトプットすることによってより記憶に残りやすくなります。
また、インプットした時にはよくわからなかった内容も
問題として解くことによってより理解が深まることもあります。
参考書を選ぶ際には
練習問題が含まれているかどうかもチェックしておきましょう。
勉強が苦手・文章を読むのが苦手という方には、、、
そうはいっても
こんなに分厚い参考書を読み切る自信がない、
途中で挫折してしまうかも、
という不安をお持ちの方もいると思います。
そこで「勉強」に対する抵抗があるという方におすすめの
参考書も紹介していきます!
漫画形式

まずは漫画形式の参考書です。
簿記に限らずこのようなものがあると思いますが
漫画の中で解説してもらえると
そんなに堅苦しくならずに楽しく勉強ができますよね♪
もし趣味などで漫画を読むのが好きな方は
特に漫画形式の参考書はおすすめです。
会話形式

次におすすめなのが会話形式の参考書です。
これは参考書の中で
講師役のキャラクターと生徒役のキャラクターがいて
その2人の会話で簿記の内容を理解していくというものです。
参考書の中にも
自分と立場が同じ生徒役のキャラクターがいることで
自分自身の疑問やよくわからない部分に対して
講師役のキャラクターが自分に対して
解説をしてくれているように受け取ることができます。
動画形式

最後におすすめなのが動画形式のものです。
動画形式というよりも参考書に
講義動画を見れるURLなどがついているものです。
目で文字をなどを読むよりも
動画で目と耳からインプットする方が
単純に体への負担が少なく疲労も溜まりにくいですし
理解もスムーズに行うことができます。
スクールなどに通うとかなりお金がかかってしまいますが
参考書に講義動画がついていれば
そんなにお金もかかることなくお得に勉強ができちゃいますね♪
簿記3級「問題集」の選び方
次に「問題集」の選び方について解説していきます。
個人的には本番形式のものがおすすめ!

まずこれは個人的な意見になってしまいますが
問題集は本番形式で収録されているものがおすすめです。
本番形式のものであれば
様々な分野の問題がランダムで出題されているので
臨機応変に問題に対応する力がつきますし
本番の時間配分なども意識して問題を解くことができます。
苦手分野がわかっている方は分野ごとのものでも○

もし問題を解いていく上で
どうしてもうまく問題を解き進められなかったり
苦手な分野があるのであれば
分野ごとに分かれている問題集でもいいと思います。
分野ごとに分かれている問題集のメリットとしては
同じ分野で違う形式・違うシチュエーションの問題を
何度も解くことができることです。
違う問題形式で何度も解くことによって
苦手分野でも問題の解き方がわかり
本番形式になったときでも対応できるようになります。
ネット試験対策ができるものを

最近では紙の統一試験よりも
いつでも受けられるネット試験が主流になってきています。
そのため、ネット試験対策ができる問題集も多いですが
実際にパソコンで模擬試験などを解けるものを選びましょう。
紙でいくら経験を積んでも
当日パソコンの操作に手間取ってしまったり
時間がかかったりしては意味がありません。
ネット試験を受ける予定の方は
ネット試験対策ができる問題集を選びましょう。
解説が詳しいものだと復習でさらにスキルアップ

最後にどの問題集にも当てはまることですが
解説が詳しく記載されているものを選ぶのも重要です。
問題集のというのは解いて終わりではありません。
解いて間違えてしまった問題の解説を読んで
理解するまでが問題集の役割です。
そのため、自分が解けなかった問題の解説を読んだときに
なぜその解き方になるのかがわからないと意味がありません。
簡単な基準としては問題冊子よりも解答冊子が分厚いものがいいです。
その中でもさらに解説部分を除いてみて
自分にとってわかりやすい解説が載っているものを選びましょう。
簿記3級「参考書・教科書」おすすめ3選
最後におすすめテキスト3選を紹介していきます♪
まずは「参考書・教科書」部門です。
みんなが欲しかった!簿記の教科書 日商3級

これは私が実際に使っていた参考書です。
私がこちらを選んだ決め手はなんと言っても
わかりやすいイラスト付きの解説です。
また、所々に話し言葉での解説があることにより
理解に苦しむことなくすんなり知識をインプットできました。
別冊で仕訳のみの問題集がついているのもポイントです。
私はこの参考書を読み終わった後も
仕訳の問題集は試験直前まで重宝して解き続けていました。
出版日 | 2022年2月23日 |
ページ数 | 396ページ |
サイズ | A5 |
値段 | 1100円(税込) |
ポイント | イラスト図解つき |
パブロフ流でみんな合格 日商簿記3級 テキスト&問題集

こちらは簿記の参考書で人気の
パブロフ流の解説を取り入れた参考書です。
パブロフ流とは「パブロフ」という
簿記を勉強している犬のキャラクターが主人公となって
自分と一緒に勉強をしていくタイプの参考書です。
パブロフが生徒役となっていることによって
自分も同じ立場で友達に教えてもらっているような感覚で
勉強を進めることができます。
練習問題とその解き方動画がついているのも魅力的ですね!
出版日 | 2022年2月22日 |
ページ数 | 400ページ |
サイズ | A5 |
値段 | 1430円(税込) |
ポイント | パブロフ流・解き方動画付き |
マンガでやさしくわかる日商簿記3級

こちらはタイトルにある通り
漫画で簿記3級の内容が解説されています。
簿記に関する知識が皆無の主人公が
苦労しながらも簿記の勉強をしていくストーリになっているので
漫画のストーリーを楽しみながら
自分自身も簿記の知識を身につけることができちゃいます♪
出版日 | 2022年2月23日 |
ページ数 | 336ページ |
サイズ | A5 |
値段 | 1430円(税込) |
ポイント | 身近に感じるマンガ解説 |
簿記3級「問題集」おすすめ3選
次に「問題集」のおすすめ3選も紹介していきます。
「参考書」と同じシリーズのものは避けて選んでいますので
参考書と使ってみてそのシリーズが気に入った場合は
そのまま同じシリーズのものを選んでもいいと思います♪
スッキリうかる 日商簿記3級 本試験予想問題集

まずは私が実際に使っていたものを紹介させてください!
この問題集は実際に出題された過去の問題を改訂して作られた
予想問題が9回分も収録されています。
様々な分野の問題がランダムで出題されているので
9回全て被ることなく違う種類の問題でした。
さらに実際にパソコンで解くことができる
ネット試験の練習もできます。
解説も丁寧で詳しいので私自身、問題集はこれしか使っていません!
出版日 | 2022年4月9日 |
ページ数 | 256ページ |
サイズ | A5 |
値段 | 1100円(税込) |
ポイント | ネット試験対策ができる |
サクッとうかる 日商3級トレーニング

こちらはトレーニングとある通り
いきなり本番さながらの問題を解くわけではなく
まずはどのような順序で解き進めていくのかを
一つ一つ問題形式で教えてくれます。
最後には本番形式の問題もありますので
この1冊で解き方を身につけて本番の問題も解けるようにしましょう!
出版日 | 2022年3月16日 |
ページ数 | 272ページ |
サイズ | A5 |
値段 | 1320円(税込) |
ポイント | 問題の解き方を問題形式で教えてくれる |
合格するための本試験問題集 日商簿記3級

こちらは分野ごとの問題集となっていますが
問題文のすぐ下に解答と解説が記載されているため
狭いスペースでも冊子をいくつも開く必要はありません。
問題集自体のサイズは少し大きくなってしまいますが
その分問題の量もたくさん収録されており
たくさん量をこなして問題に慣れたいという方に
おすすめの1冊です!
出版日 | 2022年4月13日 |
ページ数 | 400ページ |
サイズ | B5 |
値段 | 1760円(税込) |
ポイント | 問題を解いてすぐに答え合わせできる |
自分に合ったテキストで合格を目指そう!
今回は簿記3級のテキストの選び方と
おすすめテキストを紹介してきました。
簿記3級のこれから受ける予定の方はぜひ参考にしてみてください♪
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)


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