みなさんは簿記の試験を受けたことがありますか?
コロナ禍に入りネット試験が導入された簿記試験は
従来の紙試験よりも便利でメリットがたくさんあります。
そこで今回は、、、
・ネット試験と紙試験の違うは?
・ネット試験の申し込み方法
・ネット試験の当日の流れ
これらについて見ていきたいと思います♪
ぜひ最後までお読みください(^^)
そもそもネット試験と紙試験って違うの?
そもそも新しく導入された
ネット試験と従来の紙試験に違いはあるのでしょうか?
いくつかの違いをネット試験の
メリット・デメリットとして解説していきます。
メリット①日程の選択肢が増える

ネット試験のメリット1つ目は
なんと言っても試験日程の選択肢が増えるということです。
従来の紙試験では予め年に3回の試験日が決まっており
受験する人はその試験日に向けて勉強をします。
しかし、ネット試験はさまざまなテストセンターや
PCスクールなどで開催されており
それぞれの会場で受験可能日が決まっています。
場所によっては毎日のように受験できるところもありますので
合格する自信がついたら試験日を決めることができます。
最寄駅の会場は今日はやっていないけど
隣駅まで行けば受けられる!という場合もありますので
自分の都合に合わせて会場・日程を決めましょう。
メリット②合否がその場でわかる

ネット試験2つ目のメリットは
試験を受け終わったらその場で合否がわかるということです。
紙試験の場合は試験を受けたら後日合格証が送られてきます。
この結果を待っている時間って
次の試験の勉強も始められないし
何とももどかしい時間ですよね、、、笑
ネット試験だと試験を受けたその場で合否判定が出るので
今日3級を受けて家に帰ってすぐに2級の勉強スタート!
なんてこともできちゃいます♪
メリット③紙試験よりも難易度が低いという噂も

ネット試験のメリット最後の1つは
紙試験も難易度が低いということです。
はっきりとこのようなことが言われているわけではありませんが
きちんと模擬テストなどで勉強をしておけば
見たことがないような問題が出ることはまずないです。
実際に紙試験よりもネット試験の方が合格率は高いようです。
もしかしたら好きな日程を選べることにより
万全の状態で受けることができるので
それも要因の一つかもしれないですね♪
ネット試験も紙試験も同等の価値があると定義されているので
合格率が高いネット試験を受けても
履歴書やエントリーシートなどに堂々と書くことができますよ。
デメリット①PC操作に慣れていない人は大変かも

次にネット試験のデメリットです。
1つ目は操作全てをパソコンで行うということです。
そんなに複雑な操作はありませんが
パソコンがかなり苦手な方は少し大変かもしれないです、、、
最近では問題集にネット試験の練習ができるものもありますので
不安な方は事前にネット試験の形式に
慣れておくといいかもしれないですね!
デメリット②ごく稀にエラーが起きて不合格に!?

ネット試験のデメリット最後は
試験中にパソコンがエラーとなり合格レベルに達していても
不合格と出る場合があることです。
多いのは大問2や大問3が0点になる現象です。
本当に問題が難しくてあまり解けなかった場合は
どうしようもないですが
確実に0点ではないという方は
当日テストセンターのスタッフに申し出て、
後日商工会議所にも電話をしましょう。
きちんと説明すれば受験料を返金してもらえるみたいです。
実際にネット試験を受けるための流れ
それでは次に実際にネット試験を受けるための
申し込み方法や当日の流れ・雰囲気を解説していきます。
会場を探す・申し込み

まずネット試験を受けると決めたら
簿記のネット試験を行っている会場を探しましょう。
会場はこちらのサイトから検索することができます。
毎日のように実施している会場もあり
申し込みは大変ではないと思いますが
年に3回の統一試験の前後の期間のみは
会場問わずネット試験を受けることができません。
2022年度のネット試験が受けられない日程は以下の通りです↓
・4月1日〜4月13日
・6月6日〜6月15日
・11月14日〜11月23日
・(2023年)2月20日〜3月1日
申し込む際にはこちらの日程以外で選ぶようにしましょう。
試験当日の流れ
それでは試験当日の流れです。
会場到着〜試験開始

テストセンターやパソコン教室では簿記試験にも
さまざまなネット試験が行われています。
そのためまずは受付で「簿記○級の試験を受けにきました」
と伝えましょう。
すると荷物を預けるロッカーを案内され
筆記用具と電卓以外は持ち込みができないという説明を受けます。
人によっては荷物を預ける前に
テストセンターのロビーで試験直前の復習をする方もいます。
準備が出来次第再び受付に行くと
教室・席の案内、テスト開始の方法を説明されます。
その時に計算用のメモ用紙ももらえるので
試験中は思う存分に活用しましょう!
試験終了〜結果発表

ネット試験では時間一杯まで会場にいる必要はありません。
問題を解き終わり一通り見直しが済んだら
試験終了ボタンを押し会場を出てしまって大丈夫です。
受付に計算用紙を渡すと、その場で合否判定の紙を受け取ることができます。
紙試験の場合は後日カード型の合格証が届きますが
ネット試験はそのようなものはありません。
しかし先程も少し触れましたが
紙試験もネット試験も合格すれば同じです。
合格証が届かなくても履歴書にはきちんと
「日商簿記○級取得」と書くことができますよ♪
試験会場の雰囲気はどんな感じ?

ネット試験の場合、
同じ部屋で同じ試験を受けている人はいますが
みんながパソコンに向かっているため
周りの人の顔色や進み具合などが気になることはありません。
試験開始のタイミングも試験終了のタイミングも
周りの人と同じわけではないので
リラックスした状態で自分のペースで進めることができます。
時々キーボードのタイピング音が大きい人や
ペンをカチカチ鳴らしたりする人もいるかもしれません。
大事なのは周りは気にせず
自分の前のパソコンの画面に集中して問題を解くことです。
自分の100%の力を出し切れるように頑張ってください!
これから主流となっていくネット試験で簿記を取ろう!
今回はコロナ禍に入って導入された
日商簿記のネット試験について解説してきました。
・ネット試験はさまざまな会場・日程の中から自分の都合に合わせて受けられる
・試験を受け終わったらその場で合否判定が出る
・紙試験よりも合格率が高いが、合格すれば紙試験と同等の価値
・当日は周りを気にせず自分のペースで解き進めることができる
簿記試験の受験を検討されている方は
より自分の実力を発揮できるネット試験を受けてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)


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